言語障害教育について

1 言語治療教育の目的

  話しことばに障害をもつ児童・生徒に対し、その障害の程度や性質を改善することによって、 学校生活、社会生活への適応をいっそう高め、豊かな人間性と望ましい人間関係を育てること を目的としています。


2 言語障害通級指導教室(ことばの教室)とは

  わかりやすく言うと、「虫歯の子どもが歯医者に通う」ように、話しことばに障害をもつ子どもた ちが通級して「ことば」の指導・治療教育を受けることができ、また、話しことばに関する教育相 談を受けることもできる特別に設けられた教室です。
  したがって、ことばの教室では、ことばの指導とそれに関するいろいろな障害を解決する努力 をするわけですが、指導は原則として1対1の指導形態(マンツーマンシステム)をとります。
  子どもたちは、週1〜2回(1回45分)在籍している学級から「ことばの教室」に通級します。


3 言語障害とは
  
  その社会の普通一般の聞き手にとって、話の内容に注意がひかれるのと同じ程度に、あるい はそれ以上に、ことばの話し方そのものに注意がひかれてしまうような、異常な話し方をする  状態、及びそのために本人が欲求不満やひけめを感じたり社会生活に不都合をきたしたりする ような状態を言語障害といいます。


4 言語障害の種類と出現率

  ・発音の異常 (3.0%)
  ・声の異常 (0.2%)
  ・吃音 (0.7%)
  ・口蓋裂 (0.1%)
  ・脳性麻痺 (0.2%)
  ・聴覚障害 (0.5%)
  ・言語発達の遅れ (0.3%)
  ・その他(失語症、かん黙症、無喉頭症 等)

   平均5%の出現率で、20人に1人は何らかのことばの障害があるといわれています。