平成16年度鹿児島市学校教育研究大会に係る研究実践報告

研修係

研究主題    「分かる喜び」を育む授業の創造

         ―基礎的基本的事項の定着を図るための指導法研究―       

 

1 はじめに

  本校では,平成15年度から[生きる力]の育成を目指し,特に[確かな学力]の要素について,焦点を絞り,各教科や総合的な学習の時間の指導計画や評価の在り方を中心に研究を進めてきた。その際,基礎的・基本的な内容の確実な定着を目指した「授業の充実」を図ることにより,生徒が積極的に学習に取組み,基礎的・基本的事項を身につけるとともに,「分かる喜び」を味わうことで,自ら主体的に学ぶ態度や課題を解決する能力を育成できるのではないかと考え実践してきた。

 

2 研究の実際

 ア 教科,領域(道徳・学級活動)の授業を通した取組み。

イ 指導案の検討(学年,教科,領域部)を通した取組み。

ウ 授業研究後の課題成果等の把握と対応策についての検討事項の確認。

                    (授業内容については,中間報告に掲載)

 

3 研究の成果と課題

  【成果】

  @ 研究授業への取組みを通して,教科,学年での職員間の話し合いの場を多くもつことがで

   きた。

A 授業の準備などを通して,教師間での生徒指導や教科指導における情報交換が行われ,有意義な準備を行うことができた。

  B 他の教科授業を参観することで,教師のことばかけやかかわりかたなど,大変参考になった。

 

【課題】

  @ 研修主題を意識した指導案の形式の明確化。

  A 研究授業(年4回)の時期。

  B 研究授業を見る側の視点について。

  C 「わかる喜び」を実感している生徒の把握と分析方法。

  D 授業の進度についての確認や指導法についての意見交換の時間の確保。

 

4 おわりに

  平成15年度から2年間本研究主題をもとに,授業を通した取組みを行ってきた。その中で,強く実感したことは,授業者または授業者該当学年の積極的な協力体制が必要であるということである。

本年度の取組みでは,各教科部,学年部が一丸となって指導案検討,事前授業など積極的に行っていた。この体制は今後も維持し更に発展させていきたいと考えている。