燃える黒神教育         燃える黒神教育とは

昭和58年〜昭和60年の燃える桜洲教育(山下典夫 校長)を礎に作成する。


燃える心とはめあてを持ちやる気を持ってどんなことにくじけず最後までやり遂げていく強い心

    であり,たび重なる埋没にもめげず,この地に雄々しく息づく黒神魂である。  

黒神魂
 1 どんなことにもくじけない強い心   (気力・体力)
黒神魂
 2 正しいことにつき進む勇気ある心   (気力・協力)
黒神魂
 3 静かに考え求めてやまない向学の心     (学力)

黒神魂
 4 人や自然をあたたかくつつむ思いやりの心  (協力)

燃える黒神教育の実践にあたり,教師自らが,生徒一人ひとりが
燃えなければならないという自覚から   
私は燃えているかという反省にたち     
さぁ,燃えようという情熱を持つことから
出発する。                                  


燃える黒神教育の柱
感動の教育
〜 生徒の心を大切にし生徒の心をゆさぶる教育
鍛錬の教育 〜 生徒の頭と心と体をめあてを持って鍛えていく教育
創造の教育 〜 生徒の創造性を高めることをめざす,
                         教師の創意に満ちた教育
感動の教育

 ○ 教師の豊かな人間性に支えられた,生徒の豊かな人間性を育てる教育である。
   (1) 生徒を「感動させる教育」であり,「感奮興起させる教育」である。
「ああすばらしいなぁ,ああえらいなぁ,かんしんだなぁ・・・・・・」と,心をゆり動かし,言葉に表せない 感銘を与える。
「よしぼくもやろう, わたしもがんばろう, もっと強くなろう,もっと勇気を持とう」と心を奮い立たせる。
「課題に向かって,困難に向かって全身全霊でぶち当たる」と勇気と意欲を起こさせる。
   (2) 師弟同行の姿から生まれる教育である。
生徒とともに喜び,悲しみ,苦しみ,楽しむ教師がいる。
教師と生徒の人間的なふれあいの中で,人の悲しみもわかる,やさしい思いやりのある生徒を育てていく。
「後ろ姿の教育」(教師の後ろ姿で教育する)である。
   (3) 教師自身,さまざまな感性を磨くことが大切である。
生徒のさまざまな感動がわかり,それに応じる感性を持ってこそ,生徒の心がわかる。
詩のよさがわかり, 音楽のすばらしさにひかれ,名画に心打たれることのできる感受性と心の豊かさが教師に求められる。

 ○ 感動の教育実践にあたって
   (1) 精一杯教育に打ち込む教師の実践的姿。
   (2) 生徒の心をゆり動かす授業・教師の話・読書・芸術。
   (3) 生徒の心を奮い立たせるほめ方・叱り方。
   (4) 同僚や生徒ののすぐれた行為に対する心からの賞賛。
   (5) 「悲しみの心を知り,思いやりの心を磨く」学級づくり。 
鍛錬の教育

  ○ 練り鍛える教育であり,本校教育目標「・・・・・・,心身ともにたくましく,」に迫る教
   育である。

  ○ 苦しみ・困難をのり越えて,目標を達成できたという喜び,満足感を感じ取らせて
    いくことに,鍛錬の教育の意義がある。

  ○ そして, 鍛錬の教育を通して, 「健康でたくましい身体」 「知徳体の基礎的な力」
    「強 い意志力と自律的精神」 「正しい勤労観」を育てていく。

  ○ 鍛錬の教育は,
    (1) 適時性の教育である。
       その時,その時期に鍛えなければ時を失する教育を大事にしていく。
       したがって,知・徳・体にわたり,何を・何時・何処で・どのようにして鍛えてい
      くのかの周到な計画と実践が必要である。
    (2)  一時徹底の指導を重視する。
       指導とは,単なる言葉の伝達であってはならない。
       目標,努力点に向かって確実に実践する姿が見られて,はじめて「指導した」
      と言える。
       一事々々が徹底するまで指導していく教師の努力と根気強さが必要である。
    (3)  継続と集中の指導を通して,
      ◇  「継続は力なり」。 学期を通して,年間を通して,生徒各自が,あるいは学
       級, 学校という集団が継続するものを決め,途中でくじけることなく,実践して
       いく指導が大切である。
      ◇ 授業に, そして, 作業に全力を投入して臨むことのできる集中力のある生
       徒の育成が鍛錬の教育である。

  ○ 鍛錬の教育実践にあたり
     教師は,年間の教育実践の中で, 今生徒に何を, どのようにして鍛えようとして
   いるのか,常に明確にしていることが望まれる。
    (1) 生徒一人ひとりは,今何をめあてに努力しているのか。
    (2) 日々の授業の中で,生活の中で何を鍛えようとしているのか。
    (3) 学校という集団(集団生活・集団行動)の中で,何を鍛えようとしているのか。
創造の教育

  ○ 人間性豊かな人間の育成を図るために, 創造的な知性と技能を育てる教育であ
    り, 教師自らが創造性を豊かにして, 常に創意に満ちた実践を進めていく教育で
    ある。 

  ○ 創造の教育は,
   
 (1) 教師一人ひとりが,自分自身の教育方法を研究し創造していくことである。
      ◇ 教師が常に探求心を持ち,時の教育理論・教育方法を追い,他校や同僚
       の教育実践に学び,自分自身の方法を創造していくことである。
       それは,
      ◇ 毎時間の授業の中で,学級づくりの中で, そして校務分掌の中で,単に前
       年度の繰り返しでなく, 自分の創意ある教育実践を進めていくことである
                                  (=終局のない追求である)。
    (2) 生徒の持つ創意を引き出すことである。
      ◇ 生徒はすぐれた発明, 発見家であり, すばらしい創造性を秘めている。
      ◇ この生徒の内に持つ創意を引き出すことが創意の教育である。
         詰め込む授業からは創造性は育たない。 学習を生徒に返し, 生徒の発想
       を大切にし,生徒自ら創り出していく,主体的な教育を大事にすることである。
    (3) 常に問題意識を持ち,やる気を持つことである。
      ◇  「意欲して創造することは,人間最高の幸福である。」そして,「創造性を」
       持つためには,
       @ 常に問題意識を持ち,目標を設定せよ。 
        A やるんだという前向きの意志力を持続させよ。」
                                  (元新日鉄社長 武田 豊 氏)