平成19年度 研究のまとめ  
 
<1 算数科研究の反省>
視点1 基礎学力の定着を図る学習活動の工夫
○ 問題解決的な学習と習熟の時間を考えた指導法と指導計画の在り方
  研究内容  ○ 自分なりの言葉で思考したことを表現する場の設定の在り方
○ 「数学的な考え方」を育てる指導の在り方
        ○ 家庭学習を充実させる工夫と学習の生活化
○どの研究授業でも教材を工夫することで,「数学的な考え方」を育てることができて いた。
○具体物や掲示物を活用することで,児童が視覚的にも学習しやすくできた。
○1つ1つの問題についてその言葉の意味を丁寧に理解できるように力を入れた。その 上で自らよく考え,問題解決に向けて,方向性を考えさせた。そして答えを見つけて いく。間違ってもそこまで考えることが大切だと指導し,力をつけてきたと思う。
○家庭学級について各学年,学級で工夫がなされている。△学年での共通理解共通実践 が課題。
○算数のTTで授業形態の工夫をしたり,宿題で授業の復習ができるように子どもたち へ与えた。
○子どもたちの多様な考えを引き出された授業が作り出され基礎学力の定着が図られて
 いた。
○自分の考えを発表したいという意識が高まった。
○どの学年部もよく工夫されており,勉強になりました。
○「問題解決的な学習」,「習熟の時間を考えた」指導法については,少人数指導によ る指導で十分に取り組めた。
○「家庭学習の充実と学習の生活化」は,学級における宿題等で十分取り組めた。
△「思考したことを表現する場」,「数学的な考え方を育てる指導」については,場の 設定が不十分であった。
△自分自身の研修不足のため,ポストテストや宅習の見取りなどは心がけたが,他の工 夫をすることができなかった。
△「家庭学習を充実させる工夫と生活化」に十分力を入れられなかった気がするので子 どもたちが楽しめる課題作り(宿題)を夏休み等を使ってできたらいい。
 
視点2 個に応じた指導法の工夫と「分かる・できる・楽しい」授業の創造
        ○ 個に応じた指導形態の工夫・改善
  研究内容  ○ 「分かる・できる・楽しい」授業の創造
        ○ 子どもの思考を広げる教材教具の在り方
        ○ 発展的な学習の取り扱い方
○導入段階でより児童が興味関心を持つことができるように,TTの利点を元に進める ことができた。
○3つの研究授業とも「分かる・できる・楽しい」授業の実践ができていたと思う。また「TT指導」と「少人数指導」においても内容によってうまく形態を変えていて「分かる」ようにするための指導がなされていたと思う。
○どの教科の授業でもできるだけ複数の人と教え合う,学び合う時間を取るようにした。とにかく丁寧な授業を心がけた。TTをうまく活用し,理解がうまくいかない子どもにあった指導をした。
○「発展的な学習の取り扱い方」に関しては,速く課題を処理できる子どもたちが自主 的に取り組める場を作っていくことが今後大切になると思う。
○TTのかけ合いがとても楽しく学習が進められた。
○子どもたちがしたくなるような導入,単元への入り方,教材を考えた。
○学年に応じ子どもの興味関心をうまく引き出し,分かる・楽しい授業が行われていた と思う。
○先生方の協力により楽しい授業を展開することができた。(研究授業)
○どの学年部の授業も子どもたちは楽しく取り組んでおり,勉強になりました。
○「子どもの思考を広げる教材教具」については,指導法改善の先生が中心になって推 進してくれた。
△「発展的な学習」については,復習に時間をあてることが多くあまり取り扱えなかっ た。
△少人数指導を行っているが,保護者への説明が十分になされていない気がする。子ど もたちは疑問を持たずに学習しているが……。
△教材教具の工夫が弱かった。
 
視点3 評価の工夫
        ○ 指導と評価の一体化
  研究内容  ○ 評価への取り組み方と生かし方(評価規準の活用・評価計画)
        ○ 自ら学び,自ら考える学習の支援の在り方
○T1,T2で役割分担をし,できるだけ細かで正しい評価を試みることができた。
○指導と評価の一体化に努めてきた。テストの分析,毎日の宿題プリント点検等で次の 指導に生かしてきた。
○視点1〜3それぞれに研究授業を通してある程度立証できたと思う。
○ポストテスト,その日の復習の宿題などを見て,理解しているか確認し,次時への取 り組みを考えてきた。
○プレテストやポストテストを実施し,児童の実態を把握しながら単元全体の計画を立 てたり,補充指導を行いながら進めることができた。
△自主学習能力を伸ばす手だてが必要です。
△補助簿等を使って評価しているが,少人数であるために他のクラスの子ども達の様子 が分かりにくい。
△研究を通して,改めて評価の難しさを感じた。
△気になる子どもへの支援がなかなかできなかった。
△評価しながら次へ進んでいるわけだが,一人一人の評価規準に達しているのか見極め や記録は難しいと感じた。
△評価に関しては,全ての項目で取り組みが不十分だった。
 
<2 「食」の研究についての反省>
○食育を学ぶ機会になりよかった。日曜参観などで実施している食についての授業は, 継続して取り組んでほしい。
○保護者の方々の協力のもと,餅つき大会等食育に関する行事もうまくいったと思う。
○1年目から各学年しっかり取り組むことができていたので,今年度の発表がスムーズ にできた。係の先生方お疲れ様でした。
○実践したことが結果としてきちんと表れていた。発表が終わってから保護者や子ども たちへの声かけをしていない。せっかく素晴らしい研究を進めてきたので継続できる ようにしていきたい。
○PTAの研究テーマとして取り上げ,全家庭でそれぞれのテーマについて取り組んだ ことはとても良かった。子どもたちはもちろん,保護者の意識が高まったと思う。学 校での指導は,毎日の給食の時間に行っているが,もう少し,教材研究もきちんとし て取り組みたい。
○1年目に重点的に取り組んだ成果が2年目にも生かされて研究の進め方(見通し)が
 とてもよかった。若干2年目の意識が低かったかもしれない。
○保護者・児童だけでなく,私たち職員も研修を深め,生活に生かすことができた。
○2年間を通して,子どもたちも親も「食」に関しての関心が高くなったように思う。
 食生活の改善の様子が見られて良かった。
○2年間の取り組みが,わかりやすく発表できていたと思う。
○2年間取り組んできたことを発表することができて良かった。取り組む中で食に対し て興味関心が高まったように思う。
△自分の勉強にはなったが,いろいろな面で協力不足で申し訳なく思っている。
△前年度と今年度の比較を詳しく行ったら,もっと意欲的に取り組めたかもしれない。
 
<3 学校評価の研究についての反省>
○意見を聞き,保護者や地域の方々の視点が分かり良かった。
○自分を見直す機会を作ることで,反省し努力するようになったと思う。
○保護者や外部の方の意見を知ることができて良かった。反省すべき点をきちんと反省 し,改善していくようにしたい。
○学校をよりよくしていくために評価の在り方を検討し,実施することができたと思う。 同時に自分自身にとっても勉強になった。
○自分たちの仕事について周囲から率直な感想や評価を受けることは自然なことでとて もよかったと思う。それへの返事,対応の仕方もよくなされていると思う。保護者・ 地域と一体となってこの研究を機に更によい教育ができればと思う。
○それぞれの結果を真摯に受け止めて我々教師が教育活動に反映されてきたと思う。結 果をどのように公表するか難しい面があるのを感じた。
○みなさん,ご協力ありがとうございました。来年度より集計を学校で行います。コン ピュータソフト等を活用して効率的に実施できるといいです。
○学校評価で外部の方からの声を聞くことで,力を入れるべき教育面が明らかになり, 必要な教育を学んだ。
○学校評価の集計を見ることで自分自身の振り返りと反省ができありがたかった。今後 も続けてほしい。
○保護者だけでなくさまざまな方の意見が聞けて良かった。
○特になし。担当の先生に感謝します。
△その都度反省せず,土壇場になっての反省になることもあったので反省している。
 
 ☆ 今年度の研修の取り組みと反省点について
   今年度の研究テーマの推進について(研究の進め方・実践方法など)
  (良かった点)
  ○自分の研修として指導力向上につながった。
  ○研究授業を通して,研修を深めることができた。
  ○夏休み中の実技の研修は良かった。
○「分かる・できる・楽しい」授業の実践を見ることができて良かった。授業後の研  究討議が充実していた。
○目的をしっかり持ってきちんとした研究ができて良かったのです。校内研究もとてもためになりました。
○研究授業を中心にテーマ研究が深められた。日常化を図るように授業研究の後に具 体目標を立てて共通実践できるとよい。
○計画的で良かった。
  ○いろいろな授業形態を見ることができ,算数の進め方,対応など考えさせられ,    学んだ。
  ○学年部ごとに協力して研究授業を作り上げていたので職員間のチームワークを感じ   た。
  ○それぞれの授業に講師の先生が来て下さり指導講話をいただけて勉強になった。
  ○学年,指導形態の違った研究授業でよかった。
  ○授業を通して全員で考えていて良かったと思う。
  ○学年,学年部で協力して取り組めた。
  (改善点)
  △研究テーマにあった課題(教材)の選択があってもよいかもしれない。
  △研究授業で視点1〜3を全て含めることができなかった。(自分自身の反省)
△研究授業だけの研究に終わらないように何とか工夫する必要がある。
△指導案検討の時間が不足しがちでした。
△研究授業での改善点を自分自身で自分の授業の中に生かしていけなかった。
△授業を通して共通実践することについて話し合う時間がもう少しあればと思う。
△研究授業の事前準備の手伝い等にあまり参加できなかったので申し訳なかった。
△班会を持てなかった。
△個人研究テーマについては,5月までに個々の研究テーマを出してもらい,似たテーマ同士で共同研究を進めるなどの方法をとっていけばよいのではないか。